私はやっぱり田舎のねずみ

先日、妹と待ち合わせをして某有名デパートで買い物をした。

実は妹が、なにかのお返しにその有名デパートの三千円分の商品券を貰ったから。

「でもさ、なんかあの話を思い出すね。」
妹は私のブログ(2006/5/27の記事)を読んであの記事がとても心に残っていたようだ。
「ここで三千円じゃ、靴下くらいしか買えないんじゃない?」
「フフフ、ありえる、ありえる。」

とりあえずエスカレーターに乗った。
エスカレーターに乗りながら周りの様子を見まわしていた。

上の売り場の様子が見えてきた。

閑散とした店内。
店員の視線がみなこちらを向いている。
「やっぱだめだ。この雰囲気。止めよう。」

「でも、待って。バックを買いたいと思っているんだけど、あそこにバーゲンという文字が・・・」

売り場に近づいて行った。
店員も近づいてきた。

私にはバックでこの値段は考えられない。
妹は私より都会生活が長かったせいか、この値段はありえるらしく、バックを物色している。
、気に入ったものがなかったようだ。

結局、私たちは衝動買いをすることなく(店員のアドバイスには耳を貸すことなく)その場を後にしたのだった。

そして三千円の商品券はいつかの私と同じように、食料品に使ったのだった。

| | コメント (2)

本当の親孝行??

今日も残業だった。

お腹が空いた。
父はもう寝ているので、急いで自分の分だけの晩御飯をつまみ食いしながら用意した。

と、電話。
珍しく、二番目の兄からだった。


「日中、父ちゃんに電話したんだけど、なんか言ってることが変だった。ボケて無いか?」と聞いてきた。

「大丈夫だと思うよ。耳が遠くなって、適当に返事してるからそう感じたんじゃない?」

「畑仕事やってるか?今までやっていたのをやらなくなると、急にボケてしまうから」

「毎日頑張っているよ。私も彼も今、会社が忙しくて中々手伝えないから一人でコツコツやってる。」

と、兄はなんと

「無理に手伝う事は無いよ。今までやっていたんなら今まで通りにやるようにさせないといけない。歳を取ると今までやっていたことをしなくなると、ホントにあっという間にボケてしまう。あまり手伝わなくていいいから。」と

ヤッター!!!

じゃあ。
残業で、父が一人で夕食の支度をして一人で食べて、寝てから帰ってくるのは親孝行?

土曜休みの日、仕事の振りしていつもの時間に家を出て、一日自由気ままに過ごすのは父の健康の為??

日曜日、家の事を一通りしたら買い物を理由に夕方まで帰って来ないのも、父の為になるんだ?

そうか、そうか!!
私はなんて親孝行な娘なんだ。

さて、明日の土曜休みはどう過ごそうかなぁ?

| | コメント (0)

山盛りの丼飯は、やっぱり恥ずかしい

朝ごはんの時間は、我が家ではいつもの時間に、いつものように始まった。
いつもはいない、二人を除いて。

娘と彼氏が夕べ泊まったのだ。
彼氏は初泊まり。

これまで何度も来ている彼氏だが、いつもちょこっと顔を出しただけで帰ってしまうのに、昨日は

「泊まっていけば?」
「・・・どうする?」
「・・・ん~。」

「泊まる用意してこなかったよ。」
「そんなのどうにでもなるよ。」
「ん、じゃ泊まろうか?」

初泊まりの彼氏はやはり緊張していたようだ。
私は緊張をほぐそうと、さりげなく気を使った。

・・・
つもり。

一緒にインターネットで遊んだり、娘の子供の頃の写真を見たりで、寝たのは12時過ぎた。

翌朝、六時になると彼氏は起きて来た。
「おはよう!」
「おはようございます。」
やはり緊張気味。

私以外の食事はみな出揃った。
私は娘を呼んだ。
「ねえ、これやめた方がいいかな?」
「いいんじゃない?別に普通にやれば?」
「そう?そうだよね。」

思い切って・・・・・
いつもの山もりの丼飯を持って行った。
彼氏は娘から聞いていたのだろう。
ちらっと見ただけだった。

でも・・・やっぱ、普通の茶碗でお代わりした方がよかったかなぁ?

| | コメント (0)

大満足のホームベーカリー

breadムフフ、今日も上出来。scissors

我が家は典型的なご飯食なので、三度の食事はご飯だ。
が、私は週に二回程、パンを焼く。
一回は普通の食パン。これはピザトーストにして、彼の酒のつまみになる。

もう一回は、それこそ趣味の実験的世界。
「よし、今度はこれとこれを入れて・・・。こんなの入れてみたらどうかな?」
りんご・キウイ・レーズン・かぼちゃやひまわりの種・ラズベリー・ジュース・コーヒー・紅茶を入れてみたり、カルピスにしてみたり、とにかくいろんなものを試してみる。

不思議なことに何を入れても失敗は無い。

実験のパンは友達に振る舞う。

私の影響でホームベーカリーを買った友達が4人。
しっかりコマーシャルしちゃったよ。

お餅も出来る、去年買ったホームベーカリー、買って良かったぁheart02
大満足です!!

National お餅もできる 自動ホームベーカリー 1.5斤タイプ ベージュ SD-BM151-C Kitchen National お餅もできる 自動ホームベーカリー 1.5斤タイプ ベージュ SD-BM151-C

販売元:National
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0)

「手遅れです」と死を待つ選択肢・・・の筈だった

体重が減っている。こんなに食べているのに。
なんで??

毎日忙しいのは確かだが、朝は丼てんこ盛りのご飯、昼の弁当はぎっしりで、夜はいつもの自分の量を食べてから、彼のを横取りしちゃったりなんかして・・・。
それでも体重計に乗ってみると・・・減っている。

こうなると「まさか癌?」なんて気持ちにもなる。

朝、『大』をトイレで頑張っているとほんのり出血が。
ちょっと早いけど生理が来たんだ。私もそろそろ更年期だし・・・と、思った。

が、いつものように生理は始らず、三日くらいそんな状態が続いた。
思えば先月も同じだった。
『不正出血?』

私の中では、不正出血=癌・・・という公式が成り立つ。

癌?=入院・手術・抗がん剤・副作用・繰り返す入退院。家族の負担・金銭的な負担etc・・・・。
でも、父より先に逝く訳にはいかない・・・

ぐるぐると色んなことが頭の中をめぐる。

「今日は残業しません。定時で帰ります。」
「はぁ?どうしたの?」
「うそでしょ?めずらしい!」
そんな言葉を背中で聞きながら、誰にも内緒で婦人科に走った。

「癌検診受けてねの?前に前がん状態で引っ掛かったのに?」
「それでビビッて癌でねべが?って心配になって来たの?」と、お医者さん。

そう、あれは9年前。
検診で前がん状態で引っ掛かったのだ。
半年後、再検査をすると、何でもなかったのだが、その精神的に辛い半年間。

それ以降私は、それまで毎年受けていた子宮がん検診を、もう受けるのを止めようと決心したのだ。

早期発見、早期治療?
いいえ。私は手遅れで打つ手はありません。と死を待つ。
そう言う選択肢もあるのだ。と豪語しながら。

が、いざ現実。

父より先に逝く訳にはいかない。と思った。

なに?子供の一人がもうすぐ結婚?・・・それじゃ今死ぬ訳にはいかない。
孫が生まれる?・・・それじゃまだ死ぬ訳にはいかない。
子供の一人がいまだに独身?安心するまで死ぬ訳にはいかない・・・・・。

結局、私もそうやって生きることに執着していくのだろうか?

(検診の結果、何も問題は無かったよ。)

| | コメント (0)

黄色の財布は止めた

「財布が壊れてしまったの。修理に出そうと思ってる。」

友達が、昼休みに一緒に休んでいる仲間たちに訴える。

「えっ?財布って修理して使うの?」と、私。

「いくら掛るかなぁ?二三千円ならいいけど。」
「はぁ?二三千円なら新しい財布が買えるじゃない。私が持っている財布なら二個は買えるよ!」
「この財布は8万円位したかな?『ビトン』は良いよ。使い込むほど味が出て来るの。」
「・・・・・・。」

実は私は、ブランド物が大嫌い。
同じ機能を持った商品でも、ブランド物とそうでない物とではかなりの価格差がある。
私が今持っている財布は1000円程度。

私は機能重視。
ブランドには興味が無い。

だけど、ちょっと買い物に出かけたスーパーでも、ビトンの人気はかなりの物。
レジに並んだ人の8割がビトン(本物かどうかはさだけではない)の
財布を出していることもあったっけ。

とにかく、私はブランド志向が大嫌い!!!!

がある日、私の子供と同じ歳の子が
「○○さんはブランドに目がないかもしれないけど、あなたは霊感商法に弱いよね?人って、持っている物である程度分かるもんだよ。

はっ!・・・とした。
確かに私は霊感商法に弱い。

初めて就職した頃に、姓名判断がよくないと言われ『開運印』をその頃の手取りの1カ月分ほどを払って買ってしまったし、水晶球を買ってみたり、今持っている黄色の財布は4代目。
風水学では黄色は金運アップ。
だから黄色の財布を持っているとお金に困らないかも?
なんて貧乏人の悲しき望み。

彼女は言う
「黄色の財布は『私は霊感商法に弱いです。』と世間に言いふらしているようなものよ。」
と。
確かに、たしかに、タシカニ~!!
これはまずい。

早速、代わりの財布を買いに行った。
黄色ではない、ブランドでもない980円の財布を買った。

(が、その後ダイソーに行ってみると、私が満足するくらいの機能を持った財布が315円。
こっちの方が良かった、失敗したなぁ・・・。)

| | コメント (0)

リプレイ機能付きのおばあさん?

近所に元旦生まれの101歳になるおばあさんがいる。

小太りの方が長生きだという統計を聞いたことがあるが、彼女は昔から痩せていた。

父が畑仕事をしていると「たまげで良いぐ、生えったごど。」と去年と同じセリフを言いながら両手に杖をつきながらやって来た。

去年と同じ??そんなばかなぁ?!

実は彼女、昨年の秋口に散歩途中に転んで「大腿骨骨折」をして暫く入院していた。
その年での骨折では、もう起き上がることは出来ないだろう、きっと退院出来ても寝た切りだろう、と私たちは思っていた。

が、今はどんな治療をするのだろうか、数か月後に退院したと聞いた。

当然寝た切りなんだろうと思っていたが、冬の間父が様子を見に行ってみると家の中を少しづつ歩いていたらしい。

「ほでも、前のようにはなんねもな。」父が様子を報告する。

雪が解け暖かい春がやってくると、なんと彼女は家の周りを散歩し始めた。
「ほでも、オラ家までは来れねべな。」

我が家は小高い所にあるので、彼女の家から我が家に来るにはいったん下って登って登って登って・・・
私でさえ、その道は結構遠く感じる。

が、・が、・・が!!
101歳と約六か月の彼女は去年と同じようにやって来た。

「医者は『歩けるなら歩けるだけ歩いても良い』って言っている」
「おら、何でも食べるし何食べても美味しく食べられる。」

と父が作った煮付けを食べ、暫く話をしてから、又去年と同じように両手に杖を付きながら、我が家の下り坂を降りて行ったそう。

このおばあちゃん。実はこれで蘇ったのは4回目。
90歳過ぎてから3度寝た切りになりおむつの世話になった。
そして今回は100歳過ぎての骨折なのでもうこれで観念か?
が、周りの期待を裏切って(?)回復して毎日散歩を楽しんでいる。

| | コメント (0)

誰もが年寄りを抱える時代

「なんだ?今日は随分はえな(早いな)。なにがしたのが?
仕事が一段落して、今日は定時で帰って来た。

父は私の顔を見るや否や、
「こがらのおんつぁんな、入院したどや。」と言う。

「何で入院したの?」
「よく聞こえねがったげっと、肺がんだとか言ってだようだな。」

「肺がん?あの人は煙草は吸わなかったよね。どこかに出来たがんが転移したのかな?だとしたらもう永くはないかもね。」

「ほだな。あぶねぇな。奥さんも入院すたままだし、大変だなぁ。」

後でよく聞くと肺がんではなく、肺炎だったそう。

先日、父とお見舞いに言って来た。

「なじょでがす?」
父が声を掛けたその人は、私が知っている伯父さんでは無かった。
歳老いて、昔の面影は無かった。

数カ月にもなる闘病生活。
それを支えているのはその人の子供達とその家族。
子供と言ってももう60歳近いだろう。
その子供達は、今はそれぞれ関東方面で生活している。

「親だから、仕方ないよね。」
これまでの生活を犠牲にして、看護に来ている伯父さんの娘と息子の嫁さんがつぶやいた。

超高齢化の日本。
特に田舎は深刻。

職場の友達のお父さんが、心臓の手術をしなければならないと入院した。
数日後、そのお母さんが進行した糖尿病のため足を切断せざる負えないからと入院してしまった。
あっちの病院、こっちの病院と彼女の負担は精神的にも経済的にも大変のようだ。
二週間足らずで彼女は3キロ痩せたらしい。

Aさんの御舅さんは78歳。
Bさんの家には84歳と82歳。
Cさんの家に至っては、93歳と75歳と73歳。

私の周りの友達の、あの人もこの人もその人も、そして私も何時どうなるか分からない高齢の年寄りを抱えている。

まっ、年の順ではないから、自分たちも何時どうなるか分からないんだけど。

| | コメント (0)

物置の天井に蜜蜂が巣を・・・

我が家の物置の中にミツバチが群れでやって来たらしく、巣を作り始めた。(土壁の古い物置で、その土壁に隙間ができているのでミツバチはそこから出入り自由)

「これから花が一杯咲くから、ミツバチが蜜を一杯貯めた頃に盗って食うべな。」
父はニコニコ嬉しそうに話す。

「はちみつは熊の大好物らしいから、こっちより先にきっと熊が嗅ぎ付けて、又物置壊されるんだから。」

去年、味噌が発酵する良い匂いを嗅ぎつけて、熊がその物置の引き戸を壊して中に入り味噌を食べたのだ。(2007年8月のブログ)

「な~に、去年来たからってまた来る訳でもねえべ。」

「来る可能性は大きいべ。あの熊、結局捕まらなかったんだもの。やんだよ、またあんなおっかね
思いをするのは。」

「蜜が一杯になると蓋するから、その蓋を取ってな、機械さかけで絞るといいんだ。そしてああして、こうして・・・」
私の言う事など聞いていない。

今日はとても天気のいい一日だった。
ミツバチ達はせっせと蜜を運んでいる様子だった。
Dsc03289_2

物置の天井に作った巣に群がる蜜蜂

| | コメント (0)

山菜採り初心者

「この味、香り。何も付けね方がうめぇな。こいづ山菜だべ?なんつぅ山菜や?」
「あのさぁ~!去年も一昨年も同じセリフ聞いたけど?」
「そうだったか????」

彼は野菜を作ったことも、山菜を採って食べたことも無い育ち。
ここに引っ越してきてから6回目の春を迎えたが、毎年毎年新鮮な感激を覚えているらしい。

「この間撒いた種、芽を出したな。人参だっけ?」

「はぁ?人参はまだ蒔いてないよ。この芽は水菜、あっちは春菊・大根・ほうれん草・山東菜にエンドウ豆。これはじゃが芋だよ。そろそろ覚えてもいいんじゃない?」

休み度に父の畑仕事を手伝っている彼。
畝立てをして、種を蒔いて。
でも、全く分かっていないよう。

仕事が定時で終わったのでまだ明るいうちに帰って来た。
父が散歩途中で採ったのか、蕨が6本台所に置いてあった。
これじゃ料理しようもない。
もう薄暗くなってきていたけれど、家の周りをまわってみると15本ほど採れた。
ん、『ひとがたげ』は食える。
早速ぼんぼりを取って洗い、重層を振りかけて熱湯を掛けてあく抜き。

翌朝の食卓に生姜を千切りにして混ぜて出した。
「うめぇ!うめぇな。」
「そこの山をちょっと越えると一杯取れるところがあるんだよ。行ってみる?」
「行ってみっか?!」
と言う事で、ここに住み着いてから6回目の春にやっと腰を上げた彼。

私が毎年行くすぐそこの山。
「これ、これがしどけ。その辺に一杯生えているよ。ほら、そこ。あそこにも。」
私が採った見本を右手に持って(左利きなので)、彼は必死に見本と同じものを眼を凝らして探していた。

「・・・・みんな同じにしか見えない・・・。」

「蕨が一杯あるよ!!ほらっ!一杯でしょ!!」

「・・・どれが蕨?みんな同じ草だ。」
今度は見本のワラビを持って必死に探している。

なんか違うよなぁ?
私なんかただ歩いているだけで、あっワラビ、そっちにはアイコ、そこにはウルイ。と目に付くのだが・・・。

私の10分の1程の山菜しか採れなかったけど、彼はそれでも初めて自分で採った山菜に満足していたようだ。
ムフフ。君はそうやって、どんどん田舎の暮らしにはまっていくのだ。

| | コメント (0)

«軍人恩給欠格者