我が家では、「三度の食事の内の一食をパン食にした。」
と言う事はここ6年半、全く無い。
要するにパンは全く食べないと言って良い。
もうすぐ86歳になる父にとって「パン」は食事では無い。
父にとってパンは「おやつ」「間食」にすぎない。
父と一緒に暮らす前までは、私たちも週に一度二度、休日の朝はパン食だった。(ゆっくり起きて準備要らずのパンで腹を満たす。)
元々ご飯好きの私たちは、そんな父と一緒に暮らすようになると、父に合わせ日曜日の朝もご飯になった。
パンを食べる機会は益々少なくなった。
私がパンを食べないのには、他にも理由がある。
ご飯は米と水だけでご飯になる。
おかずは大好きな納豆だけでも食べられる。
野菜がたっぷり入った具だくさんの味噌汁一杯付けるだけで、栄養バランスのとれた食事になるのだ。
しかしパンは、小麦粉・塩・砂糖・バター・イースト菌などを入れて作る。
市販のパンに至っては、香料や乳化剤、PH調整剤etc、などの訳の分からない添加物が入っている。
(たまにパンを食べようと思っても、その原材料を見ているうちに食欲が失せてしまうこともしばしば。)
食べるときにはバターやマーガリン(トランス脂肪酸も入っているらしい)・砂糖をたっぷり入れないと作れないジャムを塗って食べる。
どう考えてもご飯の方が健康に良いと思える。
でも、たまにはパンも良いよなぁ。
ならば手作りで・・・。
過去に数回、手作りパンに挑戦した。
が、何度挑戦しても手間と材料に見合うだけの出来栄えには至らなくて、それ以来全く作ろうという気にはならないでいた。
それが数ヶ月前、手作りピザに成功したのをきっかけに、またまたパンを作りたいという気持ちが湧いてきた。
本を買ってきて、イメージトレーニング。
が、こねて一次発酵、成形、二次発酵・・・・やっぱりその手間暇を掛ける気はしない。
『ホームベーカリー』そうだ!それだ!!
調べれば調べるほど欲しくなった。
そして・・・・・
材料を計量して、容器に入れて『スイッチオン!!』
「グ~ン、グ~ン」音がして、確かに中で動いている。
念願の『ホームベーカリー』を買ってしまった。
焼きあがるまで、はやる気持ちを押さえつつ時間を待った。
『焼きあがりました』の音声で、蓋を開けてみると・・・・
なんと見事な食パン!!プ~ンと焼き上がりの匂い、奇麗なきつね色
「ンフ、ハハハハ!!ハハハハ!!!」
一人きりの部屋で、感動のあまり自然と声を上げて笑っていた。
「やったー!やったー!!凄い、凄い!!」
食べてみると「美味しい!!」
変に柔らかすぎず、硬すぎず。
しっかりした味の食パンで、期待以上の出来だ。
こんなパンなら毎日・・・やっぱり時々でいいか、食べたいなぁ。
タイマーも付いていて、炊飯器でご飯を炊くのと同じ感覚でパンが焼けるなんて、ホームベーカリーって凄いじゃないか。
実はこのホームベーカリーは餅も搗けるんだって。
古ーくなって、どうも調子の良くない餅つき機には隠居してもらって、今年の正月の餅はこれで搗こう。
(古い餅つき機には、掘り立ての里芋を洗ってもらいます。痒い思いをせずに皮が奇麗に剝けるんだよ。)
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